鹿児島県知覧町で富屋旅館を営んでいる女将の鳥初代と申します。 故 鳥トメから託された想ひを、旅館を守りながら伝え続けています。

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知覧で出会った60年前の若者たち


  私たち、今の若い世代は、生かされている事に気づきにくくなっているように感じます。
 感謝する気持ちが、感謝そのもでさえ、自分本意になっています。知覧で出会った、60年前
 の若者たちは、散り往く瞬間まで、両親に、先輩に、祖父母に、愛する人に感謝し、励まし、
 弱音一つ見せませんでした。そんな若者が実際に何人もいた事を私はこの知覧で、五感で、肌で
 感じました。戦争は人を狂わせ、常識を狂わせ、正義を狂わせます。そんな時代に、自らの人生
 すべてをかけて、日本のために理不尽に死んでいった若者たちがいた事を、私はこの先忘れる
 ことはないでしょう。
 
  富屋旅館で一夜を過ごし、隊員さんたちの歩いた道をたどりながら、「明日も私は生きている
 のだから、かつてこの道を歩いた、明日を生きれなかった隊員の方たちの分まで生きよう、考え
 よう、感謝しよう、活きよう。」と強く誓いました。
 社会人になったばかりで、ちょっとした事で落ち込んだり、研修で疲れかけていた気持ちが、
 とても軽くなりました、もっと大きな事を学んだからです。
 
  私はきっと、またこの知覧を訪れるでしょう。疲れた時、悩んだ時、子供ができた時、自分が
 分からなくなった時、再び何かを感じつ為に戻って来ると思います。
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